楽天コミュニケーションズが運営するIPS(インターネットプロバイダサービス)で、元は1995年に三洋電機系のIPSとして開始していて、2014年に現在の会社に事業譲渡された経緯を持ちます。
その間もSANNETというブランド名は保ったまま現在に至ります。提供するサービスは個人向け、法事を向けとあり、セキュリティシステムの対応が早い事から顧客より信頼を得ているようです。
過去に障害が発生して以来、若干のイメージダウンはあったもののセキュリティや会員特典で常に時代の波に乗り、安定したプロバイダといえます。
提供サービスの新規受付期間やキャンペーンの開始と終了が少々激しく、新規特典で初期費用を抑えたい時には加入のタイミングをよく見た方が良いかもしれませんが、数あるプロバイダの中で長くブランド名も現状サービスも残すことができたのもこの先を見据えた経営方針故でしょう。
SANNETというと、料金やメールアドレス、サービスは平均値といったところで、しいていえばフレッツ光のマンションタイプが安いこととプロバイダ料金の無料期間が3ヶ月あるということでしょうか。
しかし、それも特別安い訳でもなく、プロバイダ料金の無料期間を提供する会社は他にもたくさんあります。
それでも何故SANNETはメジャーなのか?オフィシャルサイトも悪く言えば地味でパッとしない感は否めませんが、プランや特典、本当に必要なものを絞り込んで無駄を省きスマートに纏めているからかもしれません。
検索すると、オフィシャルサイトよりもサポートセンターやオンラインマニュアルのページが多く出てきます。
「インターネットを始めよう!」という印象より、インターネットをする上で、操作方法など着いて回る事に対して慎重に対応する構えが見て取れます。
インターネットをしたいけれどパソコンなど機械に詳しくない人にとって、先ずは安心させてくれる会社なのでしょう。